こんにちは、さよりぃです。
「医学の父」と呼ばれるヒポクラテス (紀元前460年頃ギリシアに生まれた医師)の名言をもとに
「心と体のつながり」について、私なりに勉強してきたことをご紹介しようと思います。
『人間はだれでも、体の中に百人の名医を持っている』
基本的には「読み物」として楽しんで頂けると幸いです。
あわよくば「もしかしたらちょっと役立つかも」と思って頂けたり、少しでも心とからだがラクになるきっかけとなれたなら、この上なく嬉しく思います。
「もうそろそろ許しましょう」
花粉症にかかっている時に、からだから発信されるメッセージは「もうそろそろ許しましょう」です。
花粉症は、毎年、春になると発症します。
と、いうことは、その頃になると、初めて花粉症になった年に受けた「心の傷」がうずき出す、ということなんです。
よく

っていう声がしますよね。
アイドルデビューならまだしも、花粉症デビューはごめんこうむりたいところです。
これまでの人生で「花粉」に全く反応しなかった身体が、ある年から突然反応するようになった・・・。
これって不思議だと思いませんか?

という声も聞きますが、それでも全員がデビューできるわけではありません。
抑圧した感情は「なかったコト」にはできない
花粉症デビューした年に何かしら、受け入れがたい出来事が起きたのだと思います。
といっても、それすらも認めたくない気持ちが強くて、きっとものすごい勢いで、心の傷を奥深くに押し込んで抑圧してしまったのでは?と考えられます。
でも残念ながら、抑圧した感情は「なかったコト」にはできないのです。
「感情」も立派な生き物なので、当の本人に「なかったコト」にされたことで憤慨し、毎年花粉が飛来する時期になると、「外に出してよ〜」と、うずき出すのです。
【気づき】は強力なセルフヒーリング
もしも、自分の「苦しみの原因」だと考える人に対して、「恨み」の思いをいだき続けているなら・・・。
実際の問題は、「その人が何をしたか?」ではなく、「自分がそれにどう反応したか?」なんです。
つまり、苦しみの本当の原因は、「起きた出来事に対する自分の解釈」、これしかないんです。
「人を変えることはできない」というのは、誰しもが百も承知だと思います。
なので、花粉症デビューした時の「相手に対する恨み」の感情を思い出した(または、うすうす気づいてた、またはしっかり恨んでいた)場合でも、相手にそのことを訴えて謝罪してもらう行為はあまり得策ではない気がします。
それをしたとしても、本当にはスッキリしないと思うんですね。
なんせ、きっとその相手は「全く覚えていない可能性大」だからです。
基本的に、「人に心ないことを平気で言ってしまう人」は、やっぱりそのように人から扱われてきたのだろうし、
「人にいつもあたたかい言葉をかけることができる人」は、あたたかい言葉をかけられて育ってきたんだと思います。
「許す」というのは、決して「黙認」するとか「納得がいかないまますべてを容認する」ということではないんですね。
「しゃーないか」という気持ちで相手のことを見てあげて、その後その人と関係を続けるかどうかは、全く別のお話なわけです。
「しゃーないか」というところにもっていけず、でもその人から離れる自分を「冷たい人間だ」と責めてしまったら、ものすごーーーく苦しいですよね。
この苦しさ、出口を与えてもらえなかった「感情」がうずいて、「花粉症」というムズムズした症状として訴えかけてくれてるんですね。
「自分を見つめる」って、一見苦しい作業のようにも思えますが、「抑圧した感情」に光を当てて、出口までご案内してあげることで、「うずき」はなくなってくると思うのです。
これは、カウンセラーさんやセラピストさんよりも、自分でできた方が強力な癒しが起きるんです。
なので、「気づき」は強力なセルフヒーリングなのです。
今回のお話が、「花粉症」ではない人にとっても何かのヒントとしてお役に立てたら幸いです。
それでは、素敵な一日をお過ごしください💖