前回の記事では、
私たちが望む未来の現実を前もって構築するための
具体的なステップについて触れました。
今回は、その核心に迫る「意図の三つ編み」の使い方について解説します。
内部センターと外部センターとは?
タフティの教えの中で、私たちの意識の焦点となるのは
「内部センター」と「外部センター」の二つです。
**内部センター**
頭蓋骨の前頭部に位置しており、
私たちが普段の生活でよく使っている意識の場所です。
例えば、何かに集中するとき、
額にシワが寄ったり、筋肉が緊張したりしますよね。
これは、内部センターが働いている証拠です。
しかし、ここで行われるのは、現在の「映画のコマ」
つまり現実の中での原始的な動きだけです。
現状をなんとかしようと必死になっているとき、
私たちはこの内部センターを使ってしまいがちです。
**外部センター**
未来の「映画のコマ」を作り出すための非常に重要な場所です。
肩甲骨の間から斜め上に突き出たエネルギーの三つ編みがあり、
その先端が「意図の外部センター」に当たります。
この外部センターは、未来の現実を創造するための鍵となります。
三つ編みの感覚をつかむ
「意図の三つ編み」は、あなたの意識を未来に向けるための重要なツールです。
肩甲骨の間から斜め上に突き出たエネルギーの三つ編みを感じることで、
未来のコマを照らし、現実に反映させることができます。
感覚としては、背中から何かが突き出ているような、
または背中からのわずかな圧迫感があるように感じるかもしれません。
人によって感覚は異なりますが、
重要なのは、そのあたりに意識を集中させることです。
例えば、以下のようなステップで試してみてください。
step
1**目を覚まし、「気づきの中心点」に入る**
まず、目を覚まし、意識がどこに向いているか、
何に注がれているかを確認します。
「自分を見て現実を見る」というタフティの言葉を思い出し、
自分の周りで何が起こっているか、
自分が何をしているかを冷静に観察しましょう。
step
2
肩甲骨の間から斜め上に突き出た三つ編みを、
レバーを上げるように意識的に上げてみてください。
この時、背中から何かが突き出ているような感覚を意識しましょう。
step
3**未来の姿をイメージする**
三つ編みを感じたまま、あなたの望む未来を視覚化します。
思考や言葉、イメージを使って、
未来のコマをスクリーンに描くようにしてみてください。
具体的な例:日常生活での応用
この三つ編みの技術を日常生活でどのように応用するか、
具体的な例をいくつか紹介します。
**例1:買い物での成功**
例えば、特定の商品を安く購入したいと思っているとしましょう。
目を覚まして、三つ編みを起動させ、
その感覚を保ちながら、望む商品が割引価格で手に入るイメージを描きます。
その後、普段通りに行動してみてください。
次に起こることは、
あなたが思っていた以上に好条件で商品を手に入れることかもしれません。
**例2:駐車場を見つける**
混雑した駐車場で、良い場所を見つけたいときにもこの方法を使えます。
三つ編みを持ち上げ、その感覚を保ちながら、
駐車場で理想的な場所がすぐに見つかるイメージを描きます。
こうした小さな成功体験を積み重ねることで、
あなたの信念は強まり、さらに大きな願望を叶える力がついていくでしょう。
内部センターからの脱却と外部センターの活用
多くの人が、自分の意識を内部センターに集中させたまま、
外の世界に影響を与えようとします。
しかし、それでは限界があります。
内部センターで行うのは、あくまで現状に対する反応であり、
新たな現実を創造する力は弱いのです。
タフティの教えを端的に表すと、
「頭の中でこちょこちょと考えるだけでは効果がない」ということです。
代わりに、三つ編みを使って、未来のコマを照らし、
そのコマに光を当てることで、現実に変えていくのです。
まとめ
私たちは過去の自分を基準にして、
今日や明日の自分もそうであると無意識に考えてしまいがちです。
しかし、それでは自分の潜在的な才能を十分に発揮することができず、
ただただ時間が過ぎ去ってしまいます。
三つ編みを使って意図の外部センターに意識を向けることで、
未来の現実を自分の手で創造することが可能になります。
「こうしたい」という望みを持つだけでは不十分であり、それを実際に現実に映し出すためには、意図の三つ編みを活用することが必要です。
このテクニックを日常生活で応用し、小さな成功体験を積み重ねることで、
あなたの信念は強まり、
さらなる大きな目標を実現する力がついていくことでしょう。
次回の記事では、この三つ編みの技術をさらに深堀りし、
より具体的な応用方法や他の関連テクニックについて詳しく解説していきます。
タフティからの愛のメッセージを心に留めて、
自分自身の映画を自らの意図で創り上げていきましょう。