ある日の午後、
ふとした出来事に胸がざわついた。
深呼吸して、目の前の景色に意識を戻した時、思ったの。
もしかして今わたしが見ているこの“現実”は、ただの“思考の反映”なんじゃないか?って。
「何を考えるか、じゃない。“どう”考えるか。」
よく言われる有名なたとえ話がある。
コップに半分の水が入っているのを見て、
「もう半分しかない」と見るか、
「まだ半分もある」と見るか。
状況は同じ。
でも、その“見方”が、自分の内側も、そして外側の世界さえも変えていく。
これは単なるポジティブ思考ではなく、
自分の“現実生成フィルター”をどこに合わせるかという、意識の技術なのだ。
「鏡は、あなたの“思考の色”を映す。」
この世界は、まるで鏡のよう。
あなたの“考え方の色”を、正確にそのまま映し出す。
だからこそ、自分が何色のフィルターを使っているかに気づくだけで、
世界がガラリと変わることがある。
ネガティブに染めた世界も、
ポジティブに変えていけるのも、
すべて“自分”という意識の持ち主次第。
現実の操作盤は、いつだってあなたの内側にある。
「ネガティブを観察しても、ポジティブにはなれない。」
周囲にネガティブな人がいたり、
思わずSNSの流れに引き込まれたりすることもある。
そんなときは、“観察者の視点”に戻ってくること。
誰かを正そうとしたり、言い返したりしなくていい。
そのやりとり自体が、振り子にエネルギーを与える“ゲームの始まり”だから。
関わらず、ただ「静かに離れる」
それが一番の“波動の選択”。
「静かに、自分の波を守る。」
この世界に溢れるたくさんの情報や声。
でもそれらを“全部自分の中に入れる”必要はない。
意見に巻き込まれず、感情に反応せず、
ただ、自分の波を、自分の感覚で整えていく。
それは決して“無関心”なんかじゃない。
むしろ、とても誠実な“自分の宇宙の守り方”なのだ。
「鏡は、映像の内容を正確に伝えるだけ。」
鏡は、判断をしない。
ジャッジも、感情もない。
ただ、あなたが映した“思考の色”を、そのまま返してくるだけ。
だからこそ――
どんな色の現実にしたい?
どんな世界を、今日の一歩で選びたい?
その答えを出すのは、誰でもない。
“決定者”であるあなた自身。
YouTubeでもこのテーマについて語っています。
音声で聴きたい方は、ぜひこちらからどうぞ。