「私はこれで十分」──魂から始める、自分の物語
たとえば、朝。
鏡の前でふと、「なんだか足りない気がする」と感じた瞬間があったとして。
それはスキルや経験、実績といった“理性の物差し”で測った結果かもしれない。
でも、今日わたしが手渡したいのは、全く別の尺度。
「私はこれで十分」
そんな“魂のまなざし”で、今の自分を見つめ直してみてほしいのです。
「誰かのようにならなきゃ」と思ったら、ちょっと立ち止まってみる
比べてしまうのは、悪いことじゃない。
でも、それが「まだまだ足りない」というラベルに変わるとき、心は知らず知らず疲れてしまう。
わたしも録音中、たまに「うまく話せなかったな」と思う瞬間があります。
でも、不思議なことに、「あ、今の言い回し、なんか好き」と思えるときがあって。
そのときって、決まって自分の感覚のほうが喜んでいるのです。
他人の評価や成果とは無関係に、
“わたしの魂”が心地よがっている感覚。
それは、どんなノウハウより確かで、何よりも本物。
「まだじゃなく、すでにあるもの」に気づけたら
トランサーフィンでは、問いを大切にします。
「私、本当はどうしたいの?」
「今日、どんなふうに過ごせたら心地いい?」
そんな、誰にも代わってもらえない小さな問いの積み重ねが、
やがて“自分だけの物語”の地図になっていく。
そして、その地図はいつも「今」から始まっている。
どこか遠くを目指すよりも、今ここで自分の感覚に耳をすませる。
それだけで、未来はちゃんと動き出す。
「あなたは、もう始めていい」
今日の本に登場した一文が、とても印象的でした。
「あなたは本当の宝物を持っているのです。
どんな素晴らしい創造物も、あなたの魂からしか生まれないのです」
ねえ、すごくない?
私たちは「これをやる資格があるのかな」とか、「まだ準備ができてない」とか、
つい“足りなさ”で判断してしまうけど、魂はずっと「もう始めていいよ」って言ってくれていたのかもしれない。
だから今日、そっと自分に言ってみてほしいんです。
「私はこれで十分」
この言葉は、自己満足のためじゃない。
あなたの魂の震えを“信じる覚悟”として使ってほしいのです。
YouTubeでも、このテーマについて語っています。
静かな時間に、ぜひ聴いてみてくださいね。