もう操られない。私は私の支えになる。
駅のホームでぼんやりと立つ朝。
ふいに胸をよぎる小さな不安や怒り――
私たちは、何かが起こるたびに、「問題」の方ばかりに目を向けてしまう。
けれど、きっと本当に変えていけるのは、
「起きたこと」よりも「それをどう捉えたか」という、“見方そのもの”なのかもしれない。
問題は、起きたことじゃなくて「どう捉えたか」
それはまるで、夜の湖面を漂う小舟のよう。
どこに向かうかは、目の前に起きた出来事ではなく、
それを照らす“自分の心の灯り”にかかっている。
「問題」を主役にしてしまうと、
その瞬間、私たちは“振り子”にエネルギーを差し出してしまう。
振り子は、あなたが反撃するか諦めるのを待っている
少し怖い話かもしれない。
でも、世界はしばしば私たちの反応を待っている。
「ムキー!」と怒ったり、「もうダメ…」と沈んだり、
そのどちらも、実は“操られている”ことと同じ。
だからこそ、今日はちょっと不敵に笑って、こう呟いてみる。
「あー君が振り子なのか?そう簡単には引っかかりはしないよ。今度はね!」
目を覚まして、観察者に戻る
必死にステージの上で演じ続けることをやめて、
静かな観客席に、そっと腰を下ろしてみる。
その瞬間、さっきまで大波だった場所の水がすっと引いて、
海底に眠っていた“本当の景色”が、ようやく見えてくる。
支えは「自分の中」にある
誰かや何かに頼ってしまいたくなる夜がある。
でも、本当の支えは、
外側にではなく、“自分の中の気づき”にそっと眠っている。
一度“ゲームのルール”を知ったら、
あなたの中に、小さな自信が戻ってくる。
それは誰にも奪えない、あなた自身の内なる光。
あなたはもう、操り人形じゃない
この言葉は、厳しいものじゃない。
むしろ、とてもあたたかい宣言だと思う。
「あなたは自由なんだよ。
もう、誰かのシナリオを生きる必要はないよ。」
魂が差し出してくれるそのメッセージを、
今日はゆっくりと受け取ってみてほしい。
どんな時も、支えはあなたの中に
嵐の日も、晴れの日も。
“自分の中”に必ず戻れる――その感覚こそが、
人生を祝祭に変えていく新しい力になる。
YouTubeでも、このテーマについて語っています。
静かに、やさしく。
あなたの物語にそっと灯りをともすような時間になりますように。
ぜひ、深呼吸と一緒に聴いてみてくださいね。