今日のテーマは「借り物の目的」。
これは、私たちがつい気づかずに背負ってしまう“他人の期待”や“世間の理想”に関係しているテーマ。
ちょっとドキッとするかもしれないけど、魂と正直につながりたい人にとっては、ものすごく大事なポイントなんじゃないかと思います。
私は本当にこれを望んでる?
――「私は本当にこれを望んでる?それとも“そういう自分”でありたいだけ?」――
この問いかけ、すごく深いと思いませんか?
たとえば、「会社で昇進したい」と思っているとき。
その気持ちの奥には、「昇進した自分ってなんかかっこよさそう」とか、「尊敬される自分でいたい」という、見せたい“自分像”が潜んでいたりする。
それが、もし“借り物の目的”だったとしたら?
それはきっと、魂からくるワクワクとは、どこか違う重たさがあるはず。
魂がイヤがる未来には、重さがある
――「魂がイヤがる未来には、重さがある」――
本当の目的に向かうとき、私たちは不思議なくらい軽やかになれる。
義務感じゃなくて、呼ばれるような感覚。予定調和じゃなくて、未知へのわくわく。
でも借り物の目的って、思えば思うほど重たくて、「やらなきゃ…」「がんばらなきゃ…」って力が入っちゃう。
魂は、それをちゃんと知っているのです。
“ワクワクしてるフリ”に、気づいて
――「“ワクワクしてるフリ”に、気づいて」――
理性って、ほんとにうまく理由を作るのが得意。
「将来のためになるから」「誰かの役に立つはずだから」「周りの期待に応えるために」…
確かにどれも“それっぽい”。だけど、それを思い浮かべたとき、どこかで呼吸が浅くなったり、胸がざわっとしたりしてない?
それが、魂のNO。
“望んでる自分”と“望んでる目的”は違う
――「“望んでる自分”と“望んでる目的”は、違う」――
よく「恋に恋する」って言うけど、それと同じで、
「目的に恋してる」状態って、案外多い。
「この目標を追ってる私、なんか素敵」「これをやってる自分ってカッコよく見えそう」
でもその目的が、本当に自分の魂の声に沿ってるのかどうか。
それを想像したときに、心がキュンとするか、キュッと詰まるか。
その体感は、ごまかせない。
本当の目的には、“説明”がいらない
――「もしその目的が本当に自分のものであるなら、自分を納得させる必要はないのです。」――
魂のYESって、言葉が要らない。
「これがやりたい」って、誰にも説明できなくても、胸の奥で確信が鳴ってる。
「理由はわからないけど、なんか惹かれる」
その“なんか”の中に、きっとあなたの本当の願いが隠れてる。
だから、今の目的がちょっと重たく感じるなら、いったん立ち止まってみて。
それは、誰かから借りた“夢”じゃないか、自分の魂に尋ねてみてね。
YouTubeでもこのテーマについて語っています。
静かな時間に、ぜひ聴いてみてくださいね。