こんにちは。Space SOUのSayoriです。
背骨が左右に曲がってしまう「側弯」。
健康診断で指摘されたり、鏡を見て背中の左右差に悩んだりしている方は少なくありません。
「痛みがないから」「もう治らないから」とそのままにしている方もいらっしゃいますが、実は側弯を放置することは危険です。なぜなら、年齢を重ねて閉経期などを迎えると骨に変化が起き、身体が急速に硬くなって動きが制限されてしまうからです。
だからこそ、症状が悪化する前に「関節のスペース」を取り戻し、予防としてのケアを始めることが非常に重要になります。
本日は、側弯による右背中の強い張り(こぶのような盛り上がり)に悩まれていたクライアント様が、上半身にスペースを取り戻し、ご自身の力で身体を修正できるようになったプロセスをシェアさせていただきます。

写真は、2回目のセッションの同じ日に撮影したビフォーアフターです。
■ BEFORE(セッション前)
背中全体が緊張して直線的になり、特に右側の背中から腰にかけて、側弯によるこぶのような強い盛り上がり(異常な緊張)が確認できます。
筋肉が過度に張っているため、伸縮性のあるシャツの生地がパンパンに引っ張られ、ゆとり(シワ)が全くない状態になっています。
■ AFTER(セッション後)
右背中のこぶのような過度な盛り上がりがスゥーッと和らぎ、肩甲骨周りのこわばりが解けています。
背中の緊張が解けて本来のなめらかな曲線を取り戻したことで、引っ張られていたシャツにゆとりが生まれ、全体に自然なシワが現れました。
無意識に入っていた肩の力がスッと抜けて首が長く伸長しているのも、はっきりとわかります。
【Sayoriの身体の答え合わせ(解説)】
Sayori側弯のアプローチにおいて最も大切なのは、背骨の『一番潰れてしまっているエリア』を見極め、そこに動きを出して上下を解放することです。当サロンでは、背中側から無理に真っ直ぐに押し込むようなことは決してしません。



実は側弯の場合、背骨だけでなく、身体の前面(お腹の奥の筋肉や内臓、筋膜)にも強いねじれと収縮が生じています。
そのため、胸郭(あばら骨周辺)を牽引して横に広げながら、同時にお腹の奥の筋肉(腸骨筋や腸腰筋)の縮こまりも解放し、上半身に『360度全方位のスペース』を創り出していくのです。



セッション中、クライアント様は『背中が広がる感覚や、肩が解放されていくのがすごく気持ちいい』と仰ってくださいました。身体の前後・側面のすべてから引っ張り合っていた癒着を剥がすことで、初めて背骨は自由になることができます。
■ 最大の成果:自己修正能力の目覚め
もちろん、長年かけて作られた身体の癖が、数回のセッションで「完全に真っ直ぐ」になるわけではありません。日々のバレエのレッスンや日常生活の中で、再び癖が出て身体が曲がってくることもあります。
しかし、クライアント様はセッションを通して最も重要な力を手に入れられました。
「今まで自分が曲がっていることに気づかなかったけれど、自分が傾いていることに気づけるようになった」と教えてくださったのです。
この「自分の傾きに気づくセンサーの覚醒」こそが、根本改善の鍵です。
スペースが空いた長く快適な状態を脳と神経がインプットできたからこそ、日常の中で「あ、今傾いている」と気づき、自ら修正をかける(自己修正能力を働かせる)ことができるようになったのです。
■ 一生涯自由に美しく動ける「持続可能な身体」へ
ご自身の力で気づき、修正し、正しいアライメントへと導いていく。
これこそが、ヤムナが目指す「一生涯自由に美しく動ける持続可能な身体(ボディ・サステナビリティ)」の真髄です。
これからは、ご自身でのセルフケア(YBR)も並行していただくことで、この正しい空間をより長く保ち、さらなる美しい変化を遂げられると確信しています。
重力や長年の思い込みから解放され、本来のピカピカの骨組みを取り戻す時間を、Space SOUで共に創り上げてみませんか。
