~あなたの本当の道~
「“安心感のある一歩”こそが、あなたを導いていく」
「本当の道を歩く」
そう聞くと、なにか特別なことのように思えるかもしれない。
でもそれは、
「大きな決断をすること」や「今の場所をすぐに捨てること」ではなく、
もっと静かで、やわらかくて、繊細な行為かもしれない。
たとえば、
“この道を行くと、なんだか落ち着かない”
“このままじゃない気がする”
そんな心のつぶやきを、そっと拾い上げてあげること。
それが、本当の道の入り口なのかもしれない。
“不安ゼロの静けさ”は、心の中にしかない
トランサーフィンのDay20では、こんなふうに書かれていた。
「心が望まない道に踏み出すことに価値はありません」
「魂と理性の間に不協和音が生まれるのです」
まるで、心の奥にあるピアノの鍵盤が、
どこかで「カチン」と音を外しているみたいな違和感。
そのまま進んでしまうと、どんなに“表向きうまくやっている”ように見えても、
現実のどこかで噛み合わなさが出てくる。
逆に、未来が未確定でも、
“なぜか落ち着いている”という感覚があるとき。
それは、魂と理性が同じページを開いている証拠なのだと気づいた。
確信がないままのジャンプは、必要ない
本当の道を歩くには、
“退路を断つ”ような激しい行動を取る必要はない。
焦って大きなジャンプをしようとすると、
不安のエネルギーが動き出し、逆に世界は協力してくれなくなる。
ゼランドはこう語っていた。
「物質世界では、すべてが即座に叶うわけではない」
「焦らず、魂と理性が一致するまで、静かに行動すること」
この視点は、どこまでもやさしくて、でも揺るぎない。
スモールステップが、あなたの“道”を教えてくれる
0か100かで悩まなくていい。
やるかやらないかの白黒をつけなくていい。
“今日の自分にぴったりなスモールステップ”をひとつ選ぶこと。
その積み重ねが、いつしか“次の一歩”を自然に見せてくれる。
私自身もこれまでに何度か、
「まだ何も決まっていないのに、不安がまったくない」っていう不思議な体験をしたことがあります。
それって、たぶん魂と理性が、静かに“うん”って頷き合った瞬間だったんだと思う。
そういうときって、ちゃんと次の道が開けていくんですよね。
情報が自然と流れてきたり、人との出会いが起きたり…
それはもう、地図を広げたというより、“道そのものが自分のほうへ歩いてきた”みたいな感覚。
鏡の中の“わたし”が、教えてくれるもの
ある日ふと、鏡の中の自分に話しかけるような気持ちになることがある。
「大丈夫、わたしはわたしの道を見つけていけるよ」って。
そんなとき、鏡の中の自分が、
“自分であって、自分じゃないような”
ちょっと不思議で、神聖な存在に感じる瞬間がある。
それはきっと、
魂と理性が完全に一致して、
“本当の自分”が鏡の中に立ち現れた瞬間なのかもしれない。
今日のワークは、スピードを緩めて、
心の声を聴くための一章だった。
焦らずに、恐れずに。
“不安ゼロの静けさ”が訪れたとき、それはきっとあなたの道。
YouTubeでもこのテーマについて語っています。
音声で聴きたい方は、ぜひこちらからどうぞ。