引き寄せがうまくいかない…と思ったあなたへ。現実は、ただの鏡だから

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鏡のなかに、わたしを見る朝

なにも言わずに、ただ静かにこちらを見ている鏡。
でもその奥には、いつだって小さな声がある。

「こんな現実を引き寄せたのは、わたしのせいかもしれない」
「もっと前向きだったら、何か違っていたのかな」

そう思ってしまう瞬間って、誰にでもある。

まるで、自分の気持ちが現実を決めてしまったような、
あの独特の罪悪感。

でもね、そっと目を閉じて思い出してほしいの。

鏡は、責めるためにそこにあるんじゃない。

現実は、ジャッジの鏡じゃない

「現実はあなたの意識を映す鏡」——
そんな言葉を聞くと、怖くなってしまうことがある。

「わたしがこんなふうに思ったから、こんなことが起きたの?」
「もっといい人でいられたら、変わっていたのかな?」

でもその鏡は、決して
あなたの“間違い”を告げるものではない。

それはもっと、やさしくて、静かで、ただの“反射”。
まるで、「ねえ、今のあなたって、こんな気持ちなんだね」って
語りかけてくれるような鏡。

鏡は、あなたを責めない

たとえば「うまくいってないな」って思う朝、
鏡は、ただその想いを映しているだけ。

善いとか悪いとか、成功とか失敗とか、
そんな判断は一切なくて、

ただ、今の心を
淡々と、でもどこかやさしく教えてくれている。

引き寄せに「失敗」なんてない。
誰もあなたを責めたりしない。

むしろ、世界はいつだって、
あなたにやさしく寄り添いたがっている。

じゃあ、どうしたらいい?

「じゃあ、この現実をどうすれば変えられるの?」

そんなふうに思ったら、
ほんの少し立ち止まって、たずねてみてほしい。

「わたし、どんな気持ちを映したい?」って。

それだけでいいの。
映したい感情を、ひとつ、そっと選びなおすだけ。

焦らなくていい。
無理にポジティブにならなくてもいい。

ただ、すこしずつ、
鏡のなかにやさしい光を映していけばいい。

あなたは、責められるためにここにいるんじゃない

どうか、「引き寄せがうまくいかなかった」とか、
「わたしのせいなんだ」なんて思わないで。

現実は、あなたの“がんばり”を映す鏡じゃない。
映っているのは、ただの「今の気持ち」。

気づけたその瞬間から、
鏡の風景はやさしく変わりはじめる。

まずは、自分を抱きしめるように。
責めずに、ただ寄り添って。

それがきっと、現実をほんとうに動かす——
いちばん静かで、やさしい魔法。

Sayoriのひとことメモ

現実は、あなたの“がんばり不足”を映してるんじゃない。
“気持ち”を映しているだけ。

あなたがちょっと泣きたい時、
鏡もそっと曇るだけ。
責めてなんか、いないんだよ。

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目を閉じて聴きながら、ゆっくり心をほどいていただけたら嬉しいです。

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