「私の目的は、私」
この言葉を最初に読んだとき、
一瞬、その静けさに息を飲んだ。
トランサーフィンのDay15は、
とてもやさしく、でもしっかりと私たちの“内側”を見つめさせてくれるテーマでした。
誰かに愛されたい。
誰かに大切にされたい。
それ自体は、とても自然な感情です。
けれど、それを外の世界にばかり求めすぎると、
どこか満たされない気持ちだけが残ってしまう。
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私たちはつい、誰かの言葉や反応に自分の価値を重ねてしまいます。
愛されたときだけ、認められたときだけ、自分を肯定できるような気がして。
でも、今日のワークではこう語られていました。
「世界は鏡。あなたが自分を愛せないなら、鏡にも愛は映らない」
その一文が、まるで心の深い場所に灯をともしたような気がしました。
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自分を大切にする。
言葉にすればシンプルだけれど、そこには“本質”があります。
お風呂に入って、自分の足をマッサージしながら、
「今日もありがとう」ってつぶやく。
そんな小さな行動が、世界に愛を送る最初の一歩になるのです。
心から自分を扱っている人って、どこか安心感をまとっています。
それは決して“人にどう見られるか”のためではなく、
ただ純粋に、自分を愛おしんでいるから。
そして不思議なことに、
そういう人のまわりには、自然とやさしい関係が生まれていくのです。
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「鏡は、先に笑わない」
この言葉も、今日のテーマにぴったりでした。
あなたが笑えば、世界が微笑み返してくれる。
あなたが丁寧に扱えば、世界もまた、あなたを丁寧に扱ってくれる。
すべては“フィードバックの連鎖”。
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誰かの期待に応えるために頑張るのではなく、
“自分が、自分を大切に思えるような行動”を選ぶ。
それが、じつは一番パワフルで、そして美しい生き方なのかもしれません。
「私の目的は、私」
この言葉を胸に、今日も自分のための小さなケアを、ひとつだけ。
そのやさしさが、やがて世界にそっと反射していくのだから。
YouTubeでもこのテーマについて語っています。 音声で聴きたい方は、ぜひこちらからどうぞ。