こんにちは、私の愛しい変わり者さん！
突然ですが、あなたは「自己取扱説明書」なしにこの世界にやってきました。
自分が何者であるか、この世界がどんなものであるか、
そしてどう生きるべきか、ほとんど何も教わらずに。
それにも関わらず、私たちは日々、様々な選択をし、決断をし、行動しています。
しかし、本当に自分で考え、決断しているのでしょうか？
それとも、私たちの思考や行動は誰かや何かによってコントロールされているのでしょうか？
この問いに対して鋭く切り込んでくるのが、
ヴァジム・ゼランドさんの最新作『タフティ・ザ・プリーステス』です。
この本は、単なる引き寄せの法則を超えた、
現実を根本から変えるメソッドを教えてくれます。
今回は、この本の魅力と、
その最初のページに込められたメッセージについて深掘りしてみましょう。
タフティからの強烈なメッセージ
『タフティ・ザ・プリーステス』の冒頭は、非常にインパクトのある挨拶から始まります。
こんにちは、私の愛しい変わり者さん！
あなたは、私のことを覚えていないと思いますが、私はタフティです。
時空を超えて、あなたに会いに来ました。「永遠」という時空です。
タフティは、3,000年前にイシス神殿の巫女だったと自己紹介し、
私たちに「自己取扱説明書」を持たずにこの世界にやってきたことを指摘します。
続けて、彼女はこう言います。
たとえば、あなたは自分自身の考えを持っていると思っています。
しかし実際、あなたの考えは植えつけられたものです。
あなたは自分の行動をコントロールできていると思っていますが、
実際には、自分の行動だけでなく、思考さえもコントロールすることができていないのです。
この辛辣な言葉の裏には、
現実世界での私たちの無意識的な生き方への警告が込められています。
タフティは、私たちが自分の人生を他人や社会、
あるいは無意識のパターンに任せて生きていることを暴露し、
目を覚ませと訴えています。
タフティとトランサーフィンの共通点
このタフティのメッセージは、
ゼランドさんのもう一つの著書『トランサーフィン』と非常に共鳴する部分があります。
『トランサーフィン』（日本では絶版）では、
私たちが「振り子」と呼ばれるエネルギー構造に影響され、
無意識に過剰なポテンシャルを生じさせてしまうことが解説されています。
タフティが言う「植えつけられた考え」や「コントロールできていない行動」とは、
まさにこの「振り子」に振り回されている状態なのです。
しかし、タフティはさらに一歩進んで、
私たちが「のろまなカタツムリ」のように、
外部からの刺激に対して無意識に反応していることを指摘します。
彼女は、「のろま」と呼びながらも、その背後には愛とチャーミングさがあり、
私たちを目覚めさせるための厳しい愛を持って語りかけているのです。
振り子とは？
ヴァジム・ゼランドさんの「トランサーフィン」で紹介される
「振り子」とは、
集団のエネルギーが形成する情報フィールドのことを指します。
例えば、社会的な常識や固定観念、
大衆の意識などが一種の振り子として作用し、
個人の考えや行動に影響を与えます。
振り子は、私たちのエネルギーを吸収しようとし、
自分たちの目的に沿った行動を取らせようとします。
この振り子に振り回されると、
自分の本来の意図や望みから離れてしまうことがあります。
振り子に気づき、それを避けたり、意識的に選択することで、
自分自身の現実をより自由に創造できるようになります。
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引き寄せを超えるメソッド
『タフティ・ザ・プリーステス』を手に取った時、
私は一瞬、「また引き寄せを超えるメソッドか.....」と半信半疑になりました。
しかし、この本がもたらすメッセージは、単なる引き寄せの法則を超えたものでした。
引き寄せの法則は、確かに宇宙の法則として存在しますが、
タフティの教えはそれをさらに深く掘り下げ、
私たちの魂をバージョンアップさせるためのものです。
引用文にあるように、
「あなたは自分の考えを持っていると思っています。
しかし実際、あなたの考えは植えつけられたものです。」という言葉は、
まさに『トランサーフィン』で説明されている
「振り子に振り回されている状態」を指しています。
これを認識し、振り子から自由になることで、
私たちは本当の自分自身に目覚めることができるのです。
タフティの辛口が意味するもの
本の中でタフティは、私たちを「のろまなカタツムリ」と呼び、
時には非常に辛辣な言葉を投げかけてきます。
これに対して、Amazonレビューなどでは
「読む気が失せた」「口が悪すぎる」といった意見も見られますが、
私はこの辛口がタフティの狙いだと感じました。
私たちが表面的な言葉や印象にとらわれてしまうのではなく、
その言葉の背後にある「真実」を見抜く力を養うことが、
この本の目的の一つではないかと思います。
これは、日常生活でも同じことが言えます。
耳触りの良い言葉で巧みに近づいてくる人々や状況に対して、
その表面の魅力に惑わされず、本当の意図を見抜く力が必要です。
なぜ「タフティ」を読むべきなのか？
『タフティ・ザ・プリーステス』は、
読み進めるうちにその辛口の言葉に驚かされることもありますが、
実はその中に深い愛と真実が詰まっています。
この本を読むことで、現実を創造する力を手に入れ、
自分の人生を本当にコントロールする方法を学ぶことができます。
本の構成は物語調で非常に読みやすいですが、
その内容は深く、
タフティが教える「三つ編み」や「マネキン」といった概念に囚われると、
少し難解に感じることもあるかもしれません。
しかし、これらのキーワードを深く理解することで、
私たちは新しい視点で自分の人生を見つめ直すことができるのです。
最後に
『タフティ・ザ・プリーステス』は、ただの引き寄せの本ではなく、
私たちが真に目覚め、
自分の人生を意図的に創造するためのガイドブックです。
この本を通じて、あなたも自分の内なる力を引き出し、
今までの人生シナリオから解放されることでしょう。
これから数回にわたって、この本の内容を徹底的に解説していきます。
この記事があなたの人生に新しい視点を与え、
現実をより良く創造するための一助となれば幸いです。
これからの時代を「しっかり目覚めた状態」で
楽しみながら生きていきたい方には、ぜひとも読んでいただきたい一冊です。
