78日間トランサーフィン実践マニュアルの旅は、まずこの問いから始まります。
「あなたが現実をコントロールしなければ、現実があなたをコントロールすることになる。」
この言葉は、ちょっとドキッとするようでいて、実はとてもやさしいメッセージを秘めています。
なぜなら、“本当はもっと自由になれる”ことを、そっと教えてくれているから。
今回は、Day1に入る前の“序章”として、ゼランドがこの本の冒頭で伝えている世界観を、映画のようにやさしく、そして少しスタイリッシュに解きほぐしていきたいと思います。
無意識の脚本を生きる私たち
私たちは普段、現実を「変えたい」「良くしたい」と思いながらも、どこかで「どうにもならないもの」として諦めてしまっている部分があります。
トランサーフィンでは、現実は“映画のフィルム”のようなものであり、私たちは無数にあるストーリー(=フィルム)の中から、ある一本を選んで生きていると言われています。
けれど、その“選んでいる”つもりのフィルムは、実は…
親や先生、世間の価値観、過去の経験から刷り込まれた「無意識の脚本」だったりします。
それはまるで、「他の台本なんて存在しない」と思い込んだ俳優が、たったひとつの台本だけを信じて演じ続けているようなもの。
本当は、無限にフィルムはあるのに——。
飛び跳ねるピエロ
この本に登場する象徴的なキャラクター、それが「ピエロ」。
ピエロは、あなたが焦ったり、不安になったり、誰かと比べて落ち込んだとき、心の中でぴょんぴょん飛び跳ねて喜んでいます。
「やった!またこの子、無意識の台本に取り込まれたぞー!」って。
このピエロは、夢と現実の区別を曖昧にしてしまう“罠”の象徴。
私たちが夢の中で生きているとき、つまり、ただ反応しているとき、このピエロはとっても元気に跳ね回っています。
振り子の法則
そして、もうひとつ重要なキーワードが「振り子」。
これは、集団意識がエネルギーを持って実体化したもの。
たとえば「みんなが頑張ってるから私も頑張らなきゃ」「こうあるべき」「普通はこうだよね」といった空気感。
本当はちょっと休みたいのに、罪悪感から無理をしてしまったり、
本音じゃないことを正解だと思い込んで動いたり——。
それらはすべて、“振り子”にエネルギーを渡してしまっている状態なのです。
振り子の目的は「対立を生むこと」。
必要以上に相手を悪く見たり、自分を責めたり、敵と味方に分けてしまったり。
それって実は、誰かや何かに操られてるだけなのかもしれません。
振り子から自由になるには?
完全に振り子から抜け出すことはできないけれど、そこに飲み込まれずに「私はこれを選ばない」と決めることはできます。
たとえば…
隣の部屋からうるさい音楽が聴こえてイライラするとき、文句を言いに行っても、振り子に巻き込まれたまま。
でも、自分の好きな音楽を聴くなどして“意識のチャンネル”を切り替えることで、その影響から少しずつ離れていける。
これが、「振り子からエネルギーを引く」ということ。
気づいて、自分の意識を引き上げる。それだけで現実の選択肢が変わっていきます。
自分を再び“目覚めさせる”
トランサーフィンの基本的なルールは、とてもシンプル。
自分が自分らしくあることを許し、他人が他人らしくあることを許すこと。
世界を変えようとするのではなく、「世界に対する自分の態度」を変える。
現実を無理にコントロールしようとすればするほど、現実は反発してきます。
だからこそ、“コントロールしないという選択”が、結果として最も穏やかな力を発揮するのです。
じゃあ、どうすれば“目覚められる”?
「私は今、目覚めている。
自分が何をしていて、なぜそれをしているのか、ちゃんと意識している。」
この問いかけが、目覚めの鍵になります。
言い切れるとき、あなたは夢から覚めている。
けれど、もし何かに巻き込まれたような感覚があったら、それはまた眠りに戻ってしまっているだけかもしれません。
でも、大丈夫。気づいたときが再スタートのチャンスだから。
あなたは“映画を選べる”存在
トランサーフィンは教えてくれます。
あなたは、いま生きているこの「現実という映画」を選び直すことができる。
重たくて暗いストーリーも、戦うことが前提のストーリーも、無理に選ばなくていい。
あなたには、軽やかで、優しくて、心が安らぐフィルムを選ぶ権利がある。
でもそのためにはまず、「目を覚ます」ことが必要なんです。
最後に
もう一度、この言葉を胸に刻んでください。
あなたが現実をコントロールしなければ、現実があなたをコントロールする。
このブログが、ほんの少しでも、あなたの目覚めのきっかけになれたら嬉しいです。
次回からは「Day1」に進んでいきます。どうぞお楽しみに。