【Day41】78日間トランサーフィン実践マニュアル~「思い出す」という習慣~「眠らされる前に、思い出して。」

「バタバタしてて〜」
そんな言葉が口癖になっているとき、ふと立ち止まってみる。

ねえ、今の私は、本当に“忙しい”の?
それともただ、“飲み込まれて”いただけ?


目次

「気づいた時点で、もう目覚めてる」

トランサーフィンでは、「目覚め」とは何かを知るために、禅の修行をする必要はない。
ヨガのポーズを極める必要も、瞑想に何時間もかける必要もない。

目覚めとは、ただ「思い出すこと」。
「今、自分は自動操縦で動いていたな」と、気づくこと。
それだけでいい。

この世界には、“振り子”と呼ばれるエネルギー構造がある。
私たちの注意や感情を引きつけて、揺さぶり、吸い上げていく存在。
まるで吸血鬼のように、知らぬ間に感情をざわつかせ、
イライラ、不安、焦りといった“反応”を引き出してくる。

でも、その正体に「おや?」と気づいた瞬間――
魔法は解ける。
吸血鬼は、もう手出しできない。


「吸血鬼は、気づいた人には手出しできない」

誰だって、感情に飲まれることはある。
思い通りにいかない予定、伝わらなかった言葉、
ちょっとしたひと言がトゲのように残る朝。

でも、そのたびに自分を責める必要はない。

むしろ大切なのは、“あとからでも気づけること”

「あれ?なんでこんなに焦ってたんだろう?」
「このバタバタ、もしかして自分が作ってた?」
そんな小さな“おや?”を積み重ねていくことが、目覚めの練習。

ちょっと笑える話だけど、さよりさんの言う
「“バタバタしてて~”は、麻酔かかってたサインかも?」という気づきは、まさに本質をついている。


「“バタバタしてた”=眠ってたサインかも?」

日々の暮らしの中で、「バタバタ」や「時間がない」が頻出ワードになっていたら要注意。
それはもしかしたら、吸血鬼にそっと麻酔をかけられて、
思考も感情も“振り子”にジャックされていた合図かもしれない。

でもね、思い出す習慣は、筋トレみたいなもの。

最初は一日一回でも、
「今、自分ってどんな状態かな?」と意識を向けるだけでいい。

やがて、何気ない時間のなかでふっと
「…今、ちょっと振り子に乗りかけたかも」と気づけるようになる。
その“ふっと”が、現実の質を変えていく。


「思い出すたび、現実は“目覚めモード”に変わっていく」

世界は、あなたの“気づき”に応じて、柔らかくかたちを変える。
どんなに外側が騒がしくても、内側に静かな観察者が戻ってきた瞬間、
現実はふわりと落ち着きを取り戻す。

「また吸血鬼が来た!」
そうニヤリと笑ってみるだけで、もう違うの。

気づくたびに、振り子の糸は切れていく。
反応する代わりに、ただ見ていられるようになる。
“巻き込まれる”のではなく、“立ち位置”を取り戻す。

それって、とても自由なこと。


「あなたの現実は、あなたが気づいた瞬間から動き出す」

結局のところ、現実を左右するのは“何が起きるか”じゃなくて、
“それにどう気づき、どう向き合うか”。

だから、イライラしたときも、焦ったときも、
「また眠りかけてたな」って自分をゆるやかに呼び戻してあげて。

気づいた瞬間から、あなたの現実は「目覚めモード」に切り替わる。

そして、その目覚めは、いつでもどこでも、
優しくあなたのそばに待っている。


YouTubeでもこのテーマについて語っています。
音声で聴きたい方は、ぜひこちらからどうぞ。


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