室内に観葉植物を置くと、空間が一気に洗練され、心が落ち着く。
私もそんな植物のある暮らしが大好きで、いくつかの観葉植物を育てている。
しかし、猫と一緒に暮らしていると、「この植物、大丈夫かな?」と気になることも多い。
猫は好奇心旺盛で、特に新しいものには興味津々。
葉をかじったり、爪を立てたり、時には鉢をひっくり返してしまうこともある。
そんな猫たちと安全に観葉植物を楽しむには、選ぶ植物が重要だ。
今回は、猫と一緒に快適に過ごせる観葉植物についてお話ししようと思う。

猫に優しい観葉植物
猫と一緒に観葉植物を楽しむためには、猫に無害な植物を選ぶことが大切。
アンドプランツのメルマガでも紹介されていたけれど、以下のような植物は安心して室内に取り入れられる。
1. パキラ(Pachira aquatica)
パキラは生命力が強く、育てやすい植物。
猫にとっても無害なので、観葉植物初心者にもおすすめ。
ただし、猫が爪とぎをすることがあるので、鉢の素材には注意が必要だ。



2. ビカクシダ・ネザーランド(Platycerium bifurcatum ‘Netherlands’)
壁掛けタイプの観葉植物で、猫がイタズラしにくい。
吊るしておけば猫の手が届きにくく、安全に育てることができる。
インテリアとしても美しく、ナチュラルな空間を演出してくれる。



3. リプサリス・ミクランサ(Rhipsalis micrantha)
乾燥に強く、初心者にも育てやすい。
猫が触れても問題はないが、ツルが揺れるので、猫の遊び道具にならないように注意が必要。



猫に危険な観葉植物
一方で、猫にとって危険な植物も存在する。
特に以下の植物は、猫が口にすると中毒症状を引き起こす可能性があるので要注意。
- アイビー(Hedera helix)
- モンステラ(Monstera)
- ポインセチア(Euphorbia pulcherrima)
- ディフェンバキア(Dieffenbachia)
- ユリ科の植物(ユリ、チューリップなど)
- ナス科の植物(トマト、ジャガイモなど)
- サトイモ科の植物(フィロデンドロン、アグラオネマなど)
- 多肉植物の一部(アロエベラなど)
猫が誤って食べてしまうと、下痢や嘔吐、食欲不振などの症状が出ることがある。
最悪の場合、呼吸困難やけいれんを引き起こすこともあるため、これらの植物は室内に置かないほうが良い。
植物を安全に楽しむための工夫
「猫と一緒に観葉植物を楽しみたいけれど、どうしても猫がイタズラしてしまう…」
そんな人のために、安全に植物を育てるための工夫をいくつか紹介しよう。
1. 植物をハンギングにする
猫の手が届かない場所に植物を吊るすのは効果的。
特に、リプサリスのようなツル性植物はハンギングするとおしゃれな雰囲気になる。
2. キャットグラスを用意する
猫は草をかじるのが好き。
そんな猫のために、キャットグラス(猫草)を用意してあげると、他の観葉植物への興味が減ることがある。
3. 苦手な匂いを利用する
柑橘系の香りは猫が苦手。
オレンジやレモンの皮を鉢の周りに置くと、猫が近寄りにくくなる。
4. 植物の位置を工夫する
猫がよくいる場所には植物を置かず、高い棚の上や専用のコーナーを作るのもひとつの方法。
犬にとって危険な植物は?
「猫はよく植物を食べるけれど、犬はどうなの?」と気になる人もいるかもしれない。
犬も時々観葉植物をかじることがあり、危険な植物がある。
犬にとって有害な植物の例
- ユリ科の植物(猫と同様に危険)
- クリスマスローズ(Helleborus)
- ポインセチア(Euphorbia pulcherrima)
- スイセン(Narcissus)
犬は猫ほど植物をかじることは少ないが、それでも注意が必要。
犬が届かない場所に植物を置くなど、工夫して楽しもう。

まとめ
猫と観葉植物は、うまく共存させることができる。
安全な植物を選び、適切な置き場所を考えれば、猫も人も快適に過ごせるはず。
私も観葉植物のある生活を楽しんでいるけれど、猫がいるからこそ、より慎重に選ぶようになった。
猫がいる家庭でも、緑のある暮らしを楽しめる。
大切なのは、猫と植物のバランスを考えたインテリア。
それを意識するだけで、安心して素敵な空間を作ることができる。
あなたの愛猫との暮らしにも、心地よい植物のある時間をプラスしてみてはいかが?