夜明け前の深い静けさの中、ひとつの言葉が心に灯る——「スター誕生」。
これは映画のタイトルでも、誰か遠い世界の話でもない。
今日、私たち一人ひとりに向けて差し出された、人生の核心を突くメッセージだった。
『78日間トランサーフィン実践マニュアル』4日目のテーマは、「スター誕生」。
本を開いたとき、そこにはこんな一文があった。
「自分がルールを作っていないのなら、そのゲームに参加する意味はない」
……この言葉を、あなたはどう受け取るだろう？
まるで胸に静かに火が灯るような、そんな感覚だった。
世間で“成功”とされているものの多くは、誰かが決めたルールの中にある。
いい大学、安定した会社、社会的に認められる肩書き。
けれど、その「型」に自分を押し込めようとするたびに、 どこかで魂が息苦しさを訴えていた。
「これが正しいはず」と思って選んだ道なのに、 なぜか心が置いてけぼりになるような感覚。
それでも、安心や周囲の期待に背を向けるのは怖くて、 気がつけば、“誰かの夢”を生きているような気がしていた。
でも、この本が教えてくれるのは、まったく逆のこと。
「あなたにはそれができます。 その特権を行使すればいいだけです。」
この言葉を目にしたとき、なぜか涙が込み上げてきた。
まるで自分の中の「本当の私」が、 ずっと言いたかったことを代弁してくれたかのように感じた。
私たちは、すでに“スター”として生まれてきた。
ただ、それを思い出せるかどうか。
誰かのゲームに加わるのではなく、 自分の舞台を、自分で創り出す覚悟があるかどうか。
そしてこの「声に出して話す」という行為自体が、 私にとっての実践になっていることに、ふと気づいた。
YouTubeでこうして発信していくこと。
不安もあるけど、でも、それ以上に心がYESと言ってる。
それって、もう始まってるんだ。
私というスターの物語が。
本の中には、もう一つの印象的なフレーズがあった。
「振り子は、個性には耐えられない」
そう、振り子（＝大衆を揺さぶる力）は、 私たちがロールモデルに従い続ける限り、力を持ち続ける。
でも、もし一人ひとりが「自分らしさ」に目覚めたら？
それは振り子にとっての“終焉”を意味する。
つまり、自分を生きることは、 この世界の目覚めにもつながっていく行為なんだ。
今日、私はこう問いかけてみた。
——私の魂が本当に望んでいることは何？ ——その願いに、今、私はYESって言えてる？
涙が出そうになるほどに、心が震えた。
それはきっと、魂が反応している証。
そして思う。
“自分らしく生きること”は、 もう「勇気」なんかじゃなく、「当然の選択」になっていくべきだって。
成功は、もらうものじゃない。
名声は、取りにいくものでもない。
ただ、魂が震える道を選び続けること。
それだけで、人生という名のステージは輝き出す。
今日もまた、ひとつの確信が生まれた。
私は私で在ればいい。
その在り方こそが、“新しい成功のスタンダード”になるのだから。
そして、あなたも。
もうすでにスターとして、生まれてきた存在なのだから。
