『78日間トランサーフィン実践マニュアル』5日目のテーマは、「世界という鏡」。
この言葉に初めて触れたとき、不思議な懐かしさを感じた人もいるかもしれません。
まるで子どもの頃、無邪気に空想していたあの感覚を、そっと呼び覚まされるような
──そんな一節です。
けれど、今回この本を通してあらためてその概念に触れたとき、そこに立ち上がるのはただのロマンではなく、「世界の本質に触れた」とでも言いたくなるような深いリアリティ。
本書の問いかけはシンプルです。
「あなたは、自分の世界をどう思っていますか?」
その問いの前に立たされると、自分が日々どんなフィルターで世界を見ていたかが、まるで静かな鏡のように映し出されてきます。
「人は冷たい」
「苦労しないと、欲しいものは手に入らない」
「私は選ばれない」
こうした思い込みは、気づかぬうちに現実の下地となり、まるで世界が私の期待通りに“演出”されているかのように映ります。
けれど、トランサーフィンの視点は違います。
「世界は、あなたの“無邪気な思い”にも応えてくれる」
そう書かれた一文に、胸がきゅっとしました。
無邪気に、ただ「そうなる」と信じていた時期。
タイミングよくドアが開いたり、思いがけない場所で出会いが起きたり。
きっと誰もがそんな経験、どこかであるはずです。
それを“偶然”と片づけるのは簡単だけれど、もしそれが「あなたのまなざし」が創り出していたとしたら──?
本の中では、こんな印象的な話も描かれていました。
苦労の常識を知らない“変わり者”が、棚に届いたばかりの商品をタイミングよく手に入れた。
周囲の人たちは「あいつはただ運が良かっただけだ」と言う。
でも、その人が“現実的”な見方を受け入れた瞬間、魔法は解け、列の最後尾に戻されてしまった──。
これが象徴しているのは、「無邪気さ」が現実を動かす鍵だということ。
ただし、無邪気でいるには勇気がいる。
信じても叶わなかったらどうしよう。
笑われたら?
バカにされたら?
その不安は、わたしたちの中に静かに潜んでいて、時に優しさの仮面をかぶって、夢の芽を摘もうとします。
でも、あなたが心から「そうなる」と信じていたことが、実際に形になった経験はありませんか?
私自身、思い返せば──
「大丈夫」と信じていたときは、いつも不思議な安心感があって、物事がなめらかに流れていった。
逆に、不安に飲まれていたときは、その通りの出来事が次々に起きた。
「やっぱり、自分が何を“ベースの前提”にしているかで、世界の“顔つき”は変わるんだ」
そんな確信を、あらためて手のひらに感じた1日でした。
だからこそ、今日のテーマをひとことで表すなら、こう言いたい。
“無邪気であること”は、選べる。 そしてそれは、最強の生き方なのだと。
無邪気であること。
それは、子どもに戻るということではなく、 世界を信じる力を、もう一度、取り戻すこと。
この心の姿勢が、現実という名の“鏡”に、驚くほど澄んだ景色を映し出してくれるはずです。
今日のあなたの世界は、どんな表情をしていますか?
ちょっとだけ肩の力を抜いて、 「無邪気なまなざし」で見つめてみてくださいね。
それだけで、世界の輝きは、そっと変わり始めるから。