「なんであんなことでイライラしちゃったんだろう」
落ち着いたあとで、ふとそう思うことがある。
ほんのひとこと、ちょっとした表情、
何気ない場面で、気づけば感情のスイッチが押されていた。
まるで見えないフックに引っかけられたように――
「フックに引っかかったら、“眠り”が始まる」
トランサーフィンでは、
感情が乱れた瞬間から、“意識の眠り”が始まると言われる。
目は開いてるのに、心はどこか別のドラマに引き込まれてしまう。
しかもそのドラマは、自分で選んだものじゃない。
だから大切なのは、
「あ、今フックに引っかかったかも」と、自分で気づけること。
気づいた瞬間、もう“目覚め”は始まっている。
「イライラは認めて、“笑って流す”」
イライラしちゃダメ、怒っちゃダメ――じゃなくて、
「イライラしたね、よし、気づけたね」が正解。
その感情を無理に消そうとしなくていい。
でも、ぶつけたり、引きずったりする必要もない。
鼻で笑ってスルーするくらいでちょうどいい。
「はいはい、また来たね」って、内側でひとこと添えてあげる。
それだけで、感情との距離が変わる。
そして、その距離感が波動を守る盾になる。
「振り子とは、戦わない。無視するだけ」
「振り子と戦っても勝ち目はありません。単に無視するしかないのです。」
この言葉に、スッと心が軽くなる。
わざわざ戦わなくていい。
反論しなくていい。
証明しなくていい。
“反応しない”という選択だけで、世界が変わる。
そう思うと、現実って案外、痛快なゲームだったりする。
「不満でつながらない」
つい口をついて出る、ちょっとした文句やため息。
誰かと「わかるわかる」と共感しながら話しているうちに、
気づいたら重たさが増してることって、ない?
でもそれ、無意識に“振り子のエサ”をばらまいている状態かもしれない。
相手の話は聴いてもいい。
でも、自分の内側にまで取り込む必要はない。
その線引きができるだけで、波動は守られる。
心の静けさは、そんなちょっとした選択から作られていく。
「自分の感情は、自分の手で扱っていい」
怒りも、焦りも、不安も、
「感じてはいけないもの」じゃなくて、
「感じてあげたら、手放していいもの」。
わたしたちは、感情の奴隷じゃない。
自分の感情を、自分の意思で扱える存在。
あなたは、あなた自身の“波動のリーダー”。
だから今日も、
フックを外して、反応を手放して、
ただ静かに、自分の世界を整えていこう。
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