「私って、ほんとに成長してるのかな?」
ふと、そんなふうに思う瞬間がある。
たとえ毎日一生懸命やっていたとしても、
結果が見えない日や、手応えがないときには、
自分の“進み具合”がわからなくなってしまう。
でも――
その不安に耳を傾けすぎると、
大切な“今の自分”を見失ってしまうかもしれない。
「私、今日もまた一歩、天才に近づいた」
トランサーフィンの中に出てくるこの一文。
「私は昨日よりも今日、もっと素晴らしい仕事をしている。
そして明日は今日よりもっと素晴らしい仕事をする。」
この言葉を読んだとき、なんだか心がじんわりした。
「もう自分は伸びている」
「もう私は、天才に近づいている」
そうやって“成長前提”で生きると、現実はほんとうにその通りに形づくられていく。
これって、ただのポジティブ思考じゃない。
意識の方向を決めることが、現実の流れを整える“起点”になるってこと。
「“振り子”は、自己否定の名人」
でもね、それを忘れさせようとする“声”もある。
「そんなことないよ、まだまだでしょ」
「年齢的に無理なんじゃない?」
「他の人の方が、すごいし…」
…それ、誰の声?
たいていは“振り子”の声。
つまり、外部の価値観や比較の渦が勝手に流してくる“他人発信の思考”。
だから、その声には反応しなくていい。
むしろ、“あ、また来たな”って気づくだけで勝ち。
自己否定に引っ張られそうになったら、
そっと心の中で言ってみて。
「うん、それは他人の声。私は私の道を進んでる」って。
「ゴールは、こっちに歩いてくる」
トランサーフィンの魅力って、
“自分から頑張って向かう”だけじゃなく、
“ゴールの方からもやってくる”という感覚にある。
これって、ものすごく心がラクになる。
山を登ってるのは私だけじゃない。
山もまた、私のほうにゆっくりと歩いてきてる。
その途中で、何かに導かれるように風が吹いたり、偶然の出会いがあったり、
ふっと状況が整っていくことがある。
そんなとき、「ああ、今、ゴールが近づいてきてるんだな」って思っていい。
「身体だって、作品になる」
この章の終盤には、こんなメッセージもある。
「自分の身体も、育てるように大切に」
この一文、心の奥に響いた。
スキンケアをするとき、
鏡を見つめるとき、
あるいはストレッチや軽い運動をするとき。
「私の身体は、私の作品」
そう思えるだけで、日常がぐっと豊かになる。
どんな自分も、育てるように、慈しむように。
それが現実を美しくする、一番やさしい魔法。
「“もう私は伸びている”、でいこう」
だから今日は、こう宣言してみよう。
「私はもう、成長してる」
「明日はもっとすごい」
「私は、躊躇なく“天才”って言える」
自分を疑う代わりに、
「わたしを信じる」という選択をしてみる。
その言葉が、空気を変える。
その意図が、現実を変える。
その姿勢が、ゴールを呼び寄せる。
だから、今日のあなたにはもう、こう言ってあげてほしい。
「ねえ、すごいじゃん。ちゃんと伸びてるよ」って。
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